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(c) 2005 Toshimitsu Kawano 川野俊充

April 19, 2001

米映画業界の銃口がGnutellaに

http://www.zdnet.co.jp/news/0104/18/e_gnutella.html?1304011710

これは「姿勢を示す」というのが彼らの意図なのだろう。

本来彼らがやらなくてはならないことは

・なにが違反でなにが違反でないのかを明確にすること

であり、彼らが必要としていることは

・それを管理できる方法

のはずである。しかし、

『全米レコード協会(RIAA)は3月に,Gnutellaは使い方が難しい上,ネットワークの信頼性も高くないため,取り締まりを行ほど大きな脅威ではないとの見方を示している。』

なんて言われると彼らも前者を定義しきれていないことは想像に難くなく、HTTPより上のレイヤーでパケットフィルタリングを各ISPが行うのも現実的ではないため、後者も抜本的な方法が無い、というのが結論になってしまう。

最終的には互いに牽制しあって「道徳」とか「モラル」という曖昧な概念で着地点を探す、というのが現実的な動きになるのであろう。

教育によって「モラル」を育て、法律によって「抑止」を行うと。なんだかそれはそれで現実世界と同じでいいのかもしれない。

実際には立法、司法、行政に相当する機関が私たちの「この世界」には存在しなく、誰もそんな大それたものを運営するリスクや責任を取るつもりがない、という状況が構造的にできあがってしまっていることが実は課題なのだと思う。

RIAAやMPAAが単に警告メール(実は文面を読んでみたい)をばらまくだけではなく、
「セキュリティ技術開発企業への投資」とか
「子供へのインターネット教育を支援するNPOへの寄付」なども
行ってくれるのであれば、応援したくなるのだが。

映画も音楽も業界としては売るほどカネ持っているわけだから、それくらい期待したって罰は当たらないはずだ。

物事を動かすことができるサイドの人たちには「ガキくさい」行為で慌てる姿をさらして欲しくない。オトナでしょ。


Posted by toshi at April 19, 2001 04:24 AM | TrackBack
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